コラム90 ~減っていくもの

コラム90 ~減っていくもの

投稿日時:2023年1月16日

世の中で、減った方がいいもの。


 例えば、「体重」とか、今でいえば、「コロナ感染者数」、「地球の平均気温」とか、人によっていろいろあると思いますが、減っていいものは少ないように感じます。
 逆に、増えてほしいものは、いっぱいありそうです。(「給料」、「休暇」、「おこづかい」など)

 そんな中、年々確実に減っていくものがあります。
 「年賀状」です。
 面倒くさいと思いながらも、儀礼でもあるので、毎年、書いていますが、毎年、どんどん減っています。
 メールにしたり、年賀状自体出すことをやめたり、死亡したり、と理由はいろいろですが、今では「安否確認」に役に立っているくらいです。

 1月15日「お年玉つき年賀はがきの当選番号が発表された」と、ニュースがありました。
届く年賀状の多くは、「お年玉つき年賀はがき」ですが、面倒くさいので、ここ何十年も、番号を照会していません。
 「どうせ当たらないし、当たっても賞品1万円分くらいの、貰っても使わないものでしょ」なんて思っていたら、いつの間にか、1等賞金は現金30万円になっていました。

 ちなみに、「お年玉付郵便はがき」(正式名称)は、発売が昭和24年からで、その第1回目(昭和25年)の最高賞(特等)は、「ミシン」だったそうです。
 その後、「電気洗濯機」(昭和31年)、「タンス」(昭和33年)というように毎日の生活で必要なものが主流でした。
 さらに、「ステレオ」(昭和36年)、「8ミリカメラ」(昭和38年)と言うようにレジャー関係の賞品が選ばれました。
 そして、昭和40年代の賞品は生活から離れ、余暇に関したものが選ばれ、「ポータブルテレビ」、「ラジカセ」などが1等賞品でした。

 しかしながら、平成に入り、電子メールなどが一般に広まり始めたため、年賀はがきの販売数が減り始めました。(お年玉付郵便はがきの発行枚数は、2003年用の約45億枚がピークで、年々減少、2023年の元日の配達数は、約9億枚だったそうです。)

 そこで、日本郵便が対策として考え出したのが、1等の賞品を現金にすることでした。
金額は、2014年から、1万円(当選確率1/10万)、2017年から10万円(当選確率1/100万)、そして2019年から、30万円となっています。

 確率は低くてもいいから、宝くじのように、もっと高額にすれば、年賀状を買う(送る)人も増えるんじゃないかと思うのですが・・・

 しか~し、法律(お年玉付郵便葉書等に関する法律)により、賞品の金額は郵便料金の5,000倍(31万円)が上限と決まっているそうです。