コラム67 ~「22」~音楽の調べ~

コラム67 ~「22」~音楽の調べ~

投稿日時:2022年8月7日

 この8月(厳密には8月1日)で、今の病院に来て、丸21年となります。
22年目がスタートしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

22」と言えば、まず思い浮かべるのが、やっぱり年齢、「22歳」です。
♪22歳になれば少しずつ、臆病者なるわ。分かる?あなた~♪
谷村新司の、まさに、「22歳」(1983年)という曲です。(そういえば、谷村新司のモノマネもよくやっていた清水アキラは引退しました。)

 もう一つ、「22才の別れ」(1974年)。かぐや姫のアルバムにて発表されましたが、シングルは「風」のデビューシングルでした。(伊勢正三)
♪あなたに、「さようなら」って言えるのは、今日だけ♪
名曲中の名曲です。

 世の中に名曲と言われる曲は、ごまんとありますが、ただ売れただけ、一時的な流行り歌は本当の名曲とは言えないと思います。
 後世に伝えるべき、多くの人が知っている素晴らしい曲だと思います。

 「名曲」で調べてみましたが、ちょうどいいのがありました。
『日本の歌百選』です。
2006年(平成18年)に日本の文化庁と日本PTA全国協議会が、親子で長く歌い継いでほしい童謡・唱歌や歌謡曲101曲を選定したものです。国のお墨付きの名曲です。
50音順で、「仰げば尊し」、「赤い靴」、「赤とんぼ」から始まり、多くは古い童謡・唱歌ですが、私が生まれた後の曲としては、
「見上げてごらん夜の星を(1960)」、「上を向いて歩こう(1961)」、「手のひらを太陽に(1961)」、「ドレミの歌(1961)」、「思い出のアルバム(1961)」、「おもちゃのチャチャチャ(1962)」、「いつでも夢を(1962)」、「高校三年生(1963)」、「こんにちは赤ちゃん(1963)」、「四季の歌(1963)」、「今日の日はさようなら(1966)」、「翼をください(1971)」、「時代(1975)」、「秋桜(1977)」、「いい日旅立ち(1978)」、「花~すべての人の心に花を~(1980)」、「川の流れのように(1989)」、「涙そうそう(1998)」、「世界に一つだけの花(2002)」が、入っていました。
 もちろん、平成18年以降も、いい曲は、たくさん出ているので、最新版の『日本の歌百選』を出してほしいものです。

 国が決めると言えば、教科書です。
子供の時の教科書に載っていた曲は、覚えていませんが、最近の教科書には、J-POPの曲が掲載されていることも多いです。
 『学校の教科書に載った曲』としては、
「ハナミズキ」(一青窈)、「TOMORROW」(岡本真夜)、EXILE「道」、
「家族になろうよ」(福山雅治)、「さくら(独唱)」(森山直太朗)、 「トモダチ」(ケツメイシ)、「ありがとう」(いきものがかり)、「糸」(中島みゆき)、「何度でも」(DREAMS COME TRUE)、「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ)、「虹」(ゆず)、「世界に一つだけの花」(槇原敬之)、「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)などでした。

 また、今年(令和4年度)の教科書では、幅広い年代のポピュラー音楽を伝えることを目的として、1970年代から各年代の楽曲を紹介するという方針がとられているそうです。70年代からは「翼をください」(赤い鳥)、80年代からは「クリスマス・イブ」(山下達郎)、90年代からは「負けないで」(ZARD)をピックアップ。そして、00年代・10年代の楽曲として「Lemon」(米津玄師)、「若者のすべて」(フジファブリック)が選ばれました。
おじさん、オバサンも、喜びます。
 ちなみに、「歴代人気曲ランキング」では、1位「Lemon」(米津玄師)、2位「クリスマスソング」(back number)、3位「キセキ」(GReeeeN)でした。

 今回は、オチが無いけど、まあ調べただけ。まあ、音楽の調べってことで。