コラム65 ~緊張の夏

コラム65 ~緊張の夏

投稿日時:2022年7月24日

お暑うございます。
まるで2度あったかのような梅雨も明け、本格的な夏到来です。

 日本では、「新型コロナ感染症」の患者が急増しており、プロ野球、相撲でも試合中止、休場が増えています。
 また、世界でも、「ヨーロッパの熱波」、「サル痘」、「物価高騰」、「エネルギー問題(電力不足)」等、危機的な状況になっています。
さらに状況が悪化しないか、まさに「緊張の夏」です。

金鳥の夏、日本の夏。」は、ご存じ蚊取り線香の「金鳥」「KINCHO」のCMのキャッチコピーです。
 ちなみに、「金鳥」は、商品名であり、会社名は大日本除虫菊株式会社です。
この「キンチョー」のCMは、昔から変わっていて面白かったのですが、『太巻「いいもん」編』では、「太い♡」「ええなあ♡」など、攻めすぎて、「下ネタ連発し、下品」と大炎上してしまいました。

ちなみに、そのCMの中で、「左巻き」とありましたが、右と左、どっちがどっちか、ややこしい。
 渦巻き(うずまき)は平面の中の巻きで、渦巻きを含む平面を正面に置いて、上からみて、中心から外側に向かう際、反時計回りに見えるものを左巻きと呼ぶようです。

また、左巻きには、「バカ」、「変人」という意味の俗語もあります。
「♪私の私の彼は~左まき~♪」(元祖お姫様カット麻丘めぐみ。1973年「わたしの彼は左きき」)なんて替え歌も流行りました。

 病院で外来をやっていて、夏に「けが」の患者さんが増えるように感じます。
暑さでボーっとしてしまうのでしょうか。

「♪夏は心のカギを甘くするわ、ご用心♪」(桜田淳子。1976年「夏にご用心」)と、ケガの患者さんが来るたびに、いつも歌いますが、看護婦さんにいつも白い目で見られています。

 桜田淳子は、山口百恵や森昌子と「花の中三トリオ」といわれた元・超アイドル歌手でしたが、「統一教会」に入り、芸能活動を休止しました。
 安倍元首相の事件で再び話題になりましたが、統一教会と聞けば、われわれ古い人間は30年ほど前の大騒動を思い出します。
 桜田淳子の他にも、山崎浩子(元・新体操の女王)、飯干景子(元・ワイドショーの人気キャスター)などが入信し、「合同結婚式」は、テレビで放映されていました。

 また、夏は脱水傾向になるため、便秘も多いです。

「便秘」と言えば、「浣腸」です。

 子供の頃、漫画の影響か、流行った「いたずら」に「カンチョー」がありました。指を立てて、いきなり相手のお尻に突き刺す技(?)です。
(きっかけは、永井豪の「トイレット博士」(1970年代)のようです。)
 今でも、アニメ(『NARUTO』、『クレヨンしんちゃん』、『スラムダンク』など)にも出てきていて、海外にも知られています。
ちなみに、海外でも何と「Kancho」と呼ばれているそうです。

カンチョーの夏」