コラム61 ~いつかは・・・

コラム61 ~いつかは・・・

投稿日時:2022年6月26日

 20数年前、コスタリカに住んでいる日本人は、約300人でした。(現在は約350人)
ちなみに、韓国人は10倍の約3,000人、中国人は100倍の3万人でした。
恐るべし、中国人(華僑)!
 外人に、アジア人の区別がつくはずはなく、コスタリカ人の子供に、よく「チノ(中国人)、チーノ」と、からかわれていました。
ちくしょう( ノД`)シクシク…。

 仕事で、派遣されている人もいましたが、日本の商社をリタイアし、コスタリカに移住している人が多かったです。ゴルフ友達、マージャン友達の多くは、そうしたゆとりのある人達でした。

 そこで、『海外移住に人気の国ランキング』(日本)
1位:マレーシア(常夏の国ですが、安定していて過ごしやすい。生活費が安く、高い生活水準を維持できる。日本人が多い。治安が良い。GACKTも住んでいる。)
2位:タイ(親日国。仏教徒。米食。日本人多い。生活費が安い。マツコ・デラックスの移住希望先。)
3位:ハワイ(暖かく、天候は安定。生活水準が高い。治安が非常に良い。石川秀美、つんく♂などが移住。)
4位:フィリピン(日本から距離の近い国。暖かく、大変過ごしやすい。物価が安い。英語が公用語。ビザが取りやすい。)
5位:オーストラリア(温暖な気候と安定した経済状況、医療レベルの高さ、治安の良さなど、海外移住者が希望する条件が一通り揃っている。日本と時差が少ない。河合奈保子、小島慶子などが移住。)

 商社マンとして、海外を転々とする中で、コスタリカの良さにひかれて、永住したそうです。
 その人たちに、「他に移住したい国はどこだったか?」と聞くと、みんな口をそろえて、「ポルトガル!」と答えました。
ポルトガルは、温暖で、気候も良く、食事も日本人の口に合って美味しく、人々も温厚で、お勧めだそうです。一度は行ってみたいなあ。

 ただ、実際に移住できる人は、お金があり、時間もある人が多いと思います。日本人はまだまだ海外移住する人は少ないですが、世界的に見てみますと、
 『海外の富裕層の移住先ランキング』
1位:オーストラリア、2位:アメリカ、3位:スイス、4位カナダ、5位シンガポール、、、9位:ポルトガル
日本は、税金が高く、ランク外。(ちなみに、「富裕層の人気の観光地」では、1位エジプトに次ぐ世界第2位です。)

 さらに、『老後の海外移住先ランキング』にしぼると、
1位:パナマ、2位:コスタリカ、3位:メキシコ、4位:ポルトガル、5位コロンビア

 一方、国内に目を向けてみると、近年、地方移住・田舎暮らしが注目されています。
その理由としては、人々の価値観の変化であったり、ワーク・ライフスタイルの多様化であったり、国・自治体による移住推進政策などがあげられています。
各地方では、住まい、仕事、子育てに関してのサポートの充実が図られ、多くの人を呼び込もうとしています。(4630万円もネコババする人も、移住してきてしまうかもしれませんが、、)

 『人気の移住希望先』を見てみますと、
長野県」(2019年まで3年連続1位。雄大な自然。日帰り温泉数1位。東京駅から長野駅まで80分。)、「静岡県」(海沿いで温暖。魚がうまい。熱海・伊豆など人気観光地が多い。)、「山梨県」(何といっても富士山!ならびに富士五湖。フルーツ大国。東京に近い。)は、近年の「神3」です。
 ちなみに、最新版(2021年1月~12月:ふるさと回帰支援センター)では、1位:静岡県 2位:福岡県 3位:山梨県でした。

 私は、茨城に移住してきて、もうすぐ丸22年になりますが、茨城は非常に良い所で、満足しています。
でも、いずれリタイアした時には、元気であれば、「海外(コスタリカかポルトガルあたり)に移住してもいいかなあ」とも、少し思います。
(「元気なら、ずっと働けや!」って声が、聞こえてきそうですが、、)

 私の尊敬する師で、仲良くさせていただいた「玉置さん」は、コスタリカのゴルフ場のコース横の庭付き一軒家に住んでいます。
しかし、庭にゴルフボールがちょくちょく打ち込まれるので、ほとんど誰も、庭に出たことはありません。

「海外に住む時は、全てに寛容でなくては、いけません」
師の教えです。
   

「私はタイよ❤」