コラム53 ~「さて、問題です。」

コラム53 ~「さて、問題です。」

投稿日時:2022年5月1日

 「1年は、何週でしょうか?」
正解は、「52週ちょっと(52.1~52.3)」です。
 今回のコラムは、「53」回目ですので、このコラムを始めて、ちょうど1年です。パチパチ

 ところで、先日、俳優・司会者として活躍した柳生博が、亡くなりました。85歳でした。
 柳生は茨城県生まれ。81年からは『100万円クイズハンター』の司会を務め、「ハンターチャンス」の台詞で人気を集めました。
私も見ていた番組で、懐かしく感じました。ただ懐かしいだけでなく、昔は、面白いクイズ番組が目白押しでした。

 そこで、『今こそ!見たい クイズ番組』のランキングから。

1位『クイズダービー』(司会・大橋巨泉)
『○○さんに○点!』というフレーズが懐かしい。「宇宙人」はらたいら、「三択の女王」竹下景子、「知的な脱線」篠沢秀夫教授らが、人気でした。
2位『クイズタイムショック』(初代司会者・田宮二郎)
短時間に解答していくスリルさが面白く、私も一緒になって正解数を数えました。
3位『アメリカ横断ウルトラクイズ』(初代司会・福留功男)
『ニューヨークへ行きたいか!?』が懐かしい。壮大なスケールの冒険で、夢を与えてくれた、サバイバルクイズ番組。
4位『パネルクイズアタック25』(初代司会者・児玉清)
「アタックチャ~ンス」は、博多華丸のおかげもあり、有名ですが、私は、「うーん、なぜここをおとりになったのか」という、悲しいセリフが好きでした。


以下、5位『アップダウンクイズ』、6位『クイズ100人に聞きました』、7位『連想ゲーム』、8位『日立 世界ふしぎ発見!』、9位『世界まるごとHOWマッチ』、10位『なるほど!ザ・ワールド』でした。

 最近は、『ネプリーグ』『東大王』『Qさま!!』などが人気ですが、プロ化、バラエティー化が過ぎたものが多く、昔ほど楽しめるものが少ないように感じます。


 そこで、視聴率はどうかというと、
『クイズ視聴率番組ランキング』
1位『クイズ面白ゼミナール』(42.2%)、2位『クイズダービー』(40.8)、3位『連想ゲーム』(38.2)、4位『ぴったしカン・カン』(37.6)、5位『なるほど!ザ・ワールド』(36.4)、6位『平成教育委員会』(35.6)、7位『世界まるごとHOWマッチ』(33.8)、8位『ホントにホント? 』(32.7)、9位『マジカル頭脳パワー!! 』(31.6)、10位『クイズ・100 人に聞きました』(30.7)と、時代は違えど、昔は「クイズ番組」は、視聴率が高かったでした。


 これまでに出ていない番組では、「クイズ・ドレミファドン!」(司会:高島忠夫)「象印クイズ ヒントでピント」(司会:土居まさる)なども、よく観ていました。


 なかでも『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』が、好きでした。(とにかく、ハチャメチャでした。)
 『字読みクイズ』があり、ストリッパーのお姉さんの身体に文字が書いてあって、それを読んでクイズに答えるという設定がありました。「井手らっきょう」が、裸になってお姉さんと踊っていたら、後ろの暗幕がバタンと下りて、家族や親せき10人くらいが正座して見ていました。(わざわざ九州から熱海に全員呼んでいました。誰も笑わず、皆悲しそうな顔をしていました。)

          
 また、ものすごい傾斜の滑り台を落ちながら、クイズに答えるという設定で、「ヘビは爬虫類ですが、両生類の動物を1つ答えなさい」という問題に対し、「ダンカン」は、怖さが極限の中で答えました。
「カルーセル麻紀!」

「おじちゃんだったおばちゃん」