コラム35 ~えーっと

コラム35 ~えーっと

投稿日時:2021年12月26日

 「一年に一度は、大切な人を、ゆっくり思い浮かべたいなあ」

 大竹しのぶは、テレビCMの中で、年賀状を書く理由を、そう言っていますが、私は、この時期になると、憂うつな気分になります。

 また今年も、『年賀状』を書く時期がやってきました。

 昔からの日本の伝統・習わしであり、新しい年を迎え、非常に大事なことである、とは思いますが、残念ながら、面倒くさい。

 付き合い上、仕事上、いろいろな人に向けて書くわけですが、皆が皆、「大切な人」というわけではありません。
会ったことも、聞いたこともない人にまで、毎年、何百枚も書きます。
 ただ印刷すればいい、という人もいるとは思いますが、あまり素っ気ないのもどうかと思い、自筆で「一言」だけは、書くようにしています。

若い人は、LINEとかのSNSを使って、パッと済ます人も多いと思いますが、アドレスすら知らない人が沢山います。
 また、この時期に「年賀欠礼」の葉書がどんどん届き、『年賀状』を出さないようにするのに、また手間がかかります。
 さすがに、もう今年は来ないだろう、と思って、出さないでいると、やっぱり来てしまって、慌てて出します。
 
「私はもう、誰にも年賀状を書きません、よろしく」という宣言の葉書が何通も届きました。
 うーん、マネできたらいいのですが・・・

 なんて、愚痴はやめて、今回のテーマの「干支(えと)」です。

 「来年の干支(えと)は?」と聞かれたら、多くの人が「え~っと、『寅年』」と答えると思いますが、正解ではありません。

 今日では、干支と言ったら、十二支のことを指すことが多くなりましたが、正確には、「壬(みずのえ)寅(とら)」です。

 干支(かんし、えと)は「十干(じっかん)」と、「十二支」を組み合わせたものを指します。つまり十干の「干」と十二支の「支」で「干支」となります。

「十干(じっかん)」とは、
甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)です。
「十二支」は、
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」

 「干支」は「十干」と「十二支」が組み合わさり60通り、つまり60年で一巡します。
これは生まれてから還暦まで毎年干支が異なることを意味します。

 ちなみに、数え年の61歳は、生まれた年の干支に戻るので、「暦が還(かえ)った」という意味で「還暦(かんれき)」といいます。

 ところで、「とら(トラ)」といったら、何でしょう?

 古い人は、「フーテンの寅さん」(渥美清)でしょうか。
英語を思い浮かべ、「タイガー・ウッズ」、「タイガーマスク」、
「ザ・タイガース」、「阪神タイガース」、「タイガー魔法瓶」あたりでしょうか?
その他にも、「軽トラ」、「虎ノ門」、「虎の巻」、「虎の穴」、「とらや」、「トラウマ」など、あげたらキリがありません。

「大河(タイガ)ドラマ」なんて洒落を言っても、面白くなく、
『こんなの並べて、何が面白いんだ!意味があるのか!』
なんて、思う人もいいるかと思いますが、、、