コラム33 ~素人(特に子供)は恐ろしい

コラム33 ~素人(特に子供)は恐ろしい

投稿日時:2021年12月12日

 日本初のテレビのクイズ番組は、『私の仕事は何でしょう』(NHK:1953年~1954年)だそうです。

 私が覚えているのは、やはりNHKの『連想ゲーム』(1969年~1991年)あたりだったでしょうか。

昔、よく見ていたのは、『世界はSHOW by ショーバイ』、『マジカル頭脳パワー』、『クイズダービー』、『人生ゲームハイ&ロー』、『ぴったしカンカン』、『世界まるごとHOWマッチ』、『なるほど!ザ・ワールド』、『平成教育委員会』あたりでした。

 最近は、コロナ禍の影響か、テレビのクイズ番組が多いような気がします。
 毎日、どこかの局で、クイズ番組をやっていて、あんまり面白くないと思いながらも、他の番組よりはまだいいか、と、ついつい見てしまいます。
 『チコちゃんに叱られる!』、『突破ファイル』、『小学5年生より賢いの?』、『日立 世界ふしぎ発見!』、『ネプリーグ』、『今夜はナゾトレ』、『潜在能力テスト』、『Qさま』、『ミラクル9』など、あげたらきりがないほどです。
 しかし、これらはタレントのみが出演しているクイズ番組です。

 そんな中、1975年(昭和50年)のスタート以来、クイズ番組長寿記録(46年間)を更新してきた名番組『パネルクイズ アタック25』が、先日終了しました。
 4人の回答者が、25枚のパネルをオセロゲームのように取り合って勝者を決める独特のルールで、司会の児玉清さんの「アタックチャンス」が有名でした。

 当時は『アップダウンクイズ』、『ベルトクイズQ&Q』、『クイズグランプリ』、『クイズタイムショック』など視聴者参加クイズ全盛期でした。

 お笑いタレントが、司会をし、回答者もお笑いタレントだったりするクイズ番組も、それはそれで、面白いのですが、
視聴者参加型、いわゆる素人が参加する番組のほうが、真剣でもあり、とんだアクシデント、ハプニングがあったりして、面白かったです。

 昔、うつみ宮土理さんがやっていた子供向け番組、『ロンパールーム』での事。

番組中、うつみさんが子供達に
『「き」で始まるものの名前を答えて下さい』
と、お題(しりとりゲーム)を出した所、一人の男の子が

『キン○マ!』

と言い、みどりさんが
『そういうのではなく、もっと綺麗なものを、言いましょう』
と、言ったら、またまた、その男の子が、今度は、

『きれいなキン○マ!』

と叫んだ。

直後、画面が『しばらくお待ちください』の画面になり、放送は中断。
数分してから、番組が再開されたら、その男の子は居なくなっていて、座ってた椅子には、クマのぬいぐるみが置かれていました。